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爽やかな好青年のお客さん。男性経営者で友人でもあります。

 

ある日、お昼過ぎ頃にお店の電話が鳴りました。

「◯◯と申します。アフリカの薔薇の花束をつくって頂きたいのですが、

 今からお店に伺ってもよろしいですか?」

 

「◯◯くん?萩生田ですよー。」

 

「あ!萩生田さん!いつもお世話になっている僕のお客さまに花束を送りたいんだけど、

全国に名古屋とか大坂とかにも郵送できるのなか?」

 

「もちろんー!できますよ!」

 

「どうやって注文すれば良いの?」

 

「お店にいらっしゃるなら、一緒に選びましょう!」

 

という事で、さっそくご来店いただき、お花を選ぶことに。

 

 

「◯◯ちゃんは元気で明るい方なので、黄色系」

「◯◯さんは、優しくて柔らかい感じの女性なので、淡いピンクや白がいいな」

「◯◯さんは、薔薇が好きなので、珍しい品種を色々いれてもらえるかな?」

 

 

 

花選びにとても慣れている様子で、サクサクを花束がいくつも出来上がりました。

どれも個性があり、花束ひとつひとつにメッセージを感じました。

 

「じゃ、住所書いたので、発送よろしくお願いします!!」

「了解です!」

「あ、そうだ。メッセージも添えられますか?」

「もちろんです!」

 

メッセージカードには、

「いつもありがとう」

「◯◯ちゃんの夢が叶うよう僕も応援しています!」

感謝と応援の言葉で溢れていました。

 

 

疑問に思った私は、

「お客さんのお誕生日とか記念日とか、そういう特別な贈り物なんですか?」

 

 

すると彼は、

「いや、別に!いつも感謝しているから、花を贈ろうと思って!女の子は花をもらうと喜ぶからね。昔から女性にはよく花をプレゼントしているですよ。」

 

 

へ〜!!!私は目からウロコでした。

 

 

AFRIKA ROSEにいらっしゃる男性のお客さまは、

比較的シャイで照れ屋さんが多く、

 

「初めて妻に花束を買うのですが、どうやって買って良いのかよくわからないので、手伝っていただけますか?」

という男性が多いので、

私たちスタッフは一緒に丁寧に選んでいただく接客を心がけています。

 

 

彼のように、花選びに慣れている男性は珍しかったので、

私は驚いたと同時に、

「この人は、たくさんの女性を幸せにしている方だな」

と感じました。

 

 

トータルの金額は、6万円ほど。

何でもない日の感謝の贈り物に、これだけ投資できる余裕に感動しました。

 

「わ〜すごい人だな。」

 

そう感じていると、その日の夜、そのお客さまから1通のメールが。

 

「萩生田さん、今日は花束づくりを手伝ってくれて、どうもありがとう!

今でこそ、僕は花屋に入ることも花束を渡すことも恥ずかしくないけど、最初はそうではなかったのですよ。花を渡す時の女性たちの嬉しそうな顔を見て以来、今でもやってる感じです(笑)。僕は、経済的に余裕がない時代からお客さんへの贈り物は花と決めています。今日もらった領収書に6万円と書いてあるのも見て、『僕はお花に6万円かけられるようになったんだな〜成長したな〜』としみじみ感じました。」

 

そう書いてありました。

 

昼間のお店では、余裕でかっこよく爽やかに花を選び買っていったお客さま。

実は影ではとても努力しているんだな〜、そういう一面を垣間みた瞬間でした。

 

そういう、人間の”生き様”というか。

 

かっこよく輝いている男性も女性も、皆、一生懸命頑張っているんだな〜。

そう感じました。

 

人って美しいな〜。

お客さんはいつも私に幸せの意味を教えてくれる。

この仕事やっていて本当によかった!!今日もそう感じました。