第二弾は「TOP SUN〜ジェンベの響き〜」。

雄大な大地で動物たちと出会い、幻想的な朝を過ごした後は、日が高く昇りキラキラと光る街に繰り出してみる。

カラフルな装束に包まれた活気溢れる人々。太陽は見上げてもその姿を認識できないほど白く輝いていて、空は青く、どこまでも広がっています。

人が集えば、そこから宴が始まる。誰かが鼻唄を歌い始め、それに呼応する様に歌声が広がると、手や足で地面を叩きそこにビートが刻まれます。

体の奥底から湧き上がる喜び、躍動。歌にダンスに、人々の笑顔が輝きます。

「ジャンベ」とはスワヒリ語でアフリカンドラム（太鼓）のこと。ジャンベには3つの精神が宿っていると信じられています。「樹木の精神」「動物の皮の精神」「製造した人間の精神」。

ドラムを叩き、歌を歌い流れるリズムによって、今ここに集う人々のみならず、木や動物、そして祖先たちと繋がり合います。

アフリカローズの育った、ナイバシャ湖のバラ農園も歌やリズムに溢れています。

バラの収穫を終えた女性たちは工場へとバラを運び、丁寧にバラの手入れをします。作業のお供はゴスペル。彼女たちは皆鼻唄を歌いながら微笑んで仕事をしています。

教会や信仰が身近な彼女たちにとって、ゴスペルは馴染みの大切な存在。大自然への感謝。神への愛。沢山の喜びを歌に託して。

アフリカローズは、彼女たちの微笑みと愛情、美しく、生命力溢れる音楽に迎えられて、そして旅立つのです。