今日は朝7時から広尾店で取材を受けていました。13時過ぎまで長丁場のインタビューで、創業期の話から現在の心境、そして未来の展望をかなり深く掘り下げていく時間になりました。

大きなカメラ3台、7名のクルー。皆プロ意識が高く、心地よいメンバーで、とても楽しく良い時間を過ごさせていただきました。(※番組の詳細は、改めてご案内いたします。)私にとってインタビューの時間は、自分自身の気持ちを言語化する「振り返り」の時間で、毎回自分の感情が動く部分が違うので楽しいです!

さて、インタビューの中で、泣いてしまいました。話しているうちに感情が込み上げてきて、涙が溢れてしまったのです。なぜここで?というい部分で。その時は自分でもわからないのですが、、、何かを感じたのでしょう。昔、読んだ「天国と地獄」のお話をしている時でした。

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【地獄の世界】

大きなどんぶりに美味しそうなうどんが入っています。どんぶりの淵に大勢の人間がいて、皆お腹が空いています。そして皆長いお箸を持っています。地獄の世界では、皆自分が我先に食べようと必死にもがいているけれど、お箸が長いので自分の口に入れられません。そのうち、皆バランスを崩してしまい、どんぶりがひっくり返ってうどんが全てこぼれてなくなってしまいました。誰もうどんを食べることができず、相手のせいにして怒っています。

【天国の世界】

同じく大きなどんぶりに美味しそうなうどんが入っています。どんぶりの淵に大勢の人間がいて、皆お腹が空いています。そして皆長いお箸を持っています。天国の世界では、皆対面にいる相手に自分のお箸をつかって上手に食べさせてあげています。美味しいうどんを完食し、全員がお腹いっぱい幸せになりました。

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環境や状況は同じでも、「奪おうとするか」「与えようとするか」で全く世界が変わるのです。それは、どんな状況においても同じ。

 

いま私は天国にいる、と感じました。

AFRIKA ROSEに働く仲間やお客様は、私のまわりの人は皆、このお話の天国の人のようなのです。

そして、この体験を私にさせてくれたケニアのバラの感謝の気持ちが込み上げてきて涙が溢れたのだと思います。それ以外にも、大量に破棄されているバラへの悲しみや、何もできない無力感、いろんな感情がぐちゃぐちゃに混ざって感情がコントロールできずに溢れたのだと思います。昔の私は、天国の世界に憧れていました。天国にいくまでの試練の道のりが、アフリカローズの道のりそのものだったような気がします。知らないうちにここまで辿り着いていた、いや既にここに居たのだ、そんな感覚でした。

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今日は友人や常連さんが、たっくさんお店に来てくれました!!メルマガやSNSをご覧になって、ケニアのバラに会いに多くの方々がわざわざ足を運んでくださいました。

こんな状況だからこそバラを家に飾ろう、スタッフや友人やお客様にバラをプレゼントしよう、SNSでも宣伝しとくね!そんな温かい応援をいただきました。

私は本当に人に恵まれているなぁと思います。感謝しかありません。

 

来週水曜日から始めるWORLD ROSEキャンペーン、気合いれて頑張ろう!!と改めて思いました。

本当に心から感謝です。ありがとう。