ずっと昔

「そもそも、私は何のために生きているんだっけ?」と、ふと考えた時がありました。

念願の部署への異動が叶い、側から見たら順風満帆。でも実際は、新しい環境に必死に慣れようと頑張っていた時期のことです。

・・・

 

ちょうどこの直後に会社のキャリア研修があったんです。

あなたの大切な人、普段関わっている人は?という質問に、

(その時は独身だったので)実家の家族、友人、上司、同期、習い事の仲間、などと書きました。

続いての質問は、

彼ら・彼女らは、あなたにどんな状態でいて欲しいと思っているか?というものでした。当時の私はそんなこと考えたこともなかったので、面白い角度の質問だなぁと感心したと同時に「うーーーん。。。」と暫く頭で考えようとしました。

ー仕事で成果を出して欲しい(上司目線)

ー目標達成して欲しい(上司目線)

ー他部署の人と上手にコミュニケーションを取り、良い人間関係で仕事を進めて欲しい(上司目線)

ーちゃんと自立して生きて欲しい(親目線)

などが思い浮かびましたが、なんだか全然しっくりきません。

そこで、考えるのをやめて、ふと力を抜いた拍子に

「あ!そうか。みんな、私に笑顔でいて欲しいのかな。喜びを感じて、自由に楽しく生きて欲しのかな」

と感じたのです。

そして、喜びを感じて楽しんでいる私を、私の大切な人たちが優しい眼差しで見つめて微笑んでいるイメージが浮かんできて、心がじわーっと温かく嬉しい気持ちなり、私もにっこり笑顔になりました。

その時は、なんとなく自己中心的で自信過剰な感じが恥ずかしくて、このことは自分の心の中に閉まっておきました。

ただ、そのビジョンが心に浮かんでからは、日常の仕事のストレスが減って、自由に意見が言えるようになった気がします。当時はわからなかったけど、いま振り返り言語化すると、『感性が開き魂が喜びを取り戻した感覚』です。

あれから15年が経ち、久しぶりにこの体験をふと思い出し、なんとなく、言葉にしてみようと思いました。

過去の自分からエールのメッセージなんだなぁと涙が溢れました。周りの皆の愛情や温かいサポートを受け取っている感覚をいつも大切にしたいと感じました。