おはようございます!
アフリカの花屋 はぎうだ めぐみ です。

爽やかで心地よいお天気が続いて気持ち良いですねo(^_^)o

さて、先日の日経新聞の影響もあり、
テレビ、ラジオ、雑誌の取材をいただく機会が増えてまいりました。

インタビューを受ける中で必ず質問を受ける項目の中で、

いつも「ん~ どうしてでしょう??私もわかりません、、」

と答えてしまう質問があります。

それは、

「小学生の頃は極度のひとみしりだったという事ですが、
転校を機に克服したようですね。どのように克服したのですか?」

多くの記者さんがおっしゃるには、
その後の私の人生(アメリカの大学に行ったり、スペインに留学したり、
ケニアにボランティアに行ったり…) の方が本来のわたしであり、
むしろ「ひとみしりだった頃」の方が違和感があると。

私が質問の答えに困っていると、
 
「では、何故ひとみしりだったのでしょうね??」
 
と質問を変えてくれます。
 
それでも、モヤモヤとして余計にわからなくなってしまいます。
 
 
「友達にも声を掛けられず、ひとりで遊ぶ自分が嫌いだった。
 どうしても自分を変えたかった」
 
漠然としたこの答えしかひねり出せませんでした。
 
 
取材のあと、母とランチする機会があり、聞いてみました。
 
「私って、なんで小学生の頃はひとみしりだったんだろう?
 どうやって克服したんだろう??」
 
すると母は間髪をいれず、
 
「克服してないんじゃない?
 大人になったからスキルでカバーしているだけで、
 今だって本質的にはひとみしりじゃない?」
 
…笑。
 
解決しました。
まだ克服していないんだ。
これは私の性格なのです。笑
 
ただ、大人になるにつれ、笑顔で大きな声で挨拶をしたり、
相手の話をうなづいてしっかり聞く、という私の態度は周りから見れば
ひとみしりには見えないだけだということがわかり、納得しました。
 
そして母は続けます。
 
「K先生の影響が大きいのかもしれないね。
 先生、元気かしら。そろそろ定年の頃じゃないかしら?」
 
K先生は、小学校5,6年の頃の担任の先生。
 
授業中に担任自らギターを弾いて
クラスの皆と「ひょっこりひょうたん島」を歌ったり、
出産のビデオを見た後クラスを半分にわけて
中絶についてディベートを行ったり、とても自由な先生でした。
 
自由というのは楽なことではなく
むしろ自分自身に責任を持つことを教えてくれました。
溢れる愛情で私たちを育んでくれて、
私たちのひとりひとりの本来の性格や性質の良さを活かし、
輝かせてくれるような、そんな先生です。
 
卒業式の日には、「自由に、おおらかに」と書いた野球ボールを
全員にひとつひとつ投げてくれて、期限はないけど「永遠の宿題」として
3冊の本の名前をプレゼントしてくれました。
 
そんな温かく素敵な先生と過ごした2年間は
とてものびのびと楽しく、毎日が笑顔でした!!
 
「人生に3人の恩師がいる」と聞いたことがありますが
K先生はまさに私の恩師であり、彼のお陰で私の極度のひとみしりも
少しは克服できたんじゃないかと改めて感じました。
 
自分のことを大きい温かく見守ってくれる存在があると、
心が自由になりますよね♪
 
そんな訳で、久しぶりに恩師のK先生に連絡をとってみようと思います。
 
そして、父の日のプレゼントにアフリカの薔薇をプレゼントしたいなぁと思っています。
喜んでくれるといいな。
 
 
6/7まで予約受け付けています。