今週末は六本木ヒルズ店は臨時休業でしたので、私も久しぶりのお休み。
土曜日はポカポカ暖かいお天気。家族で近くの公園までお散歩に行きました。

春の可愛いお花たちが元気に咲いていました!
まるで世間がコロナで大変なことになっているなんて嘘みたいに。
近くに見える海も穏やかで水面がキラキラ輝いていて、地球て美しいなぁ~と感じました。

この時期につつじも咲いていて、桜吹雪がとてもきれいでした。朝の早い時間帯で人も周りにいなかったので、お花見を最高の席で堪能!
時間を忘れ、家族団らんの時間は心が穏やかで幸せがお腹の底からじんわりと溢れてくるような時間でした。自然と感謝の気持ちが湧き出てきました。

コロナに感謝したいことを考えてみました。

1)まずは、こうして改めてゆっくりと休日に家族と過ごせること。(これまでは休日は仕事か、休みでも家事をすることが多かった。)
2)周りの人を気遣うようになった。海外に住む家族や友人、特にアメリカや欧州では日本よりも大変な状況。そういう人たちと連絡をとって安否を気遣っていることを伝えました。最近色々な人からメッセージをいただきます。愛されてるなと感じます。
3)子供と過ごす時間が増えました。これまでは平日は8:30-19:30まで保育園に預けていて、週末は夫が子守をすることが多かったのですが、このたび、我が家は夫も私も自宅勤務、保育園はお休みにしました。長い人生の数か月の間、こういう時間が逆に貴重なんだと思います。我が家の優先順位や方針を夫と話し合えたことも貴重な機会となりました。
4)スタッフのことを本気で考えるようになった。アフリカローズで働く皆にはもともと感謝していましたが、皆が仕事を楽しんでくれていることへの感謝という感覚でした。彼らの生活を守っているという感覚はどちらかというと薄かったのですが、今回のことでアルバイトさんがシフトに入れなくなり時給を払わないとなると彼女たちの生活が大変になると考え、シフトに入らなくてもできる仕事を皆で話し合う機会をつくりました。こんな風に彼らの命や生活まで真剣に考える機会になりました。
5)効率的になった。今までわざわざお店に行ったり人と会ったりしていたこと、人に聞いて解決していたことを、まずは自己完結するようになりました。できる限り人を巻き込まずに自分でつくってもてから提案することを学びました。それからリモートのコミュニケーションなので、頻繁に感情的なニュアンスを伝える訓練にもなっています。
6)批判しなくなった。もともとポジティブな方ですが、特に今回の国の動きに対して皆さんも思う事はあると思うのです。でも批判していても何も変わらないということに気づきました。人に頼ると、その人があてにならなくなった時に文句が言いたくなります。批判のエネルギーよりも、自分という資本、自分の経験値という資本、自分が所属しているコミュニティという資本、自分がアクセスできる情報という資本をフル活用して、自分がどう世の中にポジティブなインパクトを与えられるかということを真剣に考えて行動するようになりました。

7)地球が綺麗になった。中国上空の大気汚染が綺麗になった写真です。
温暖化や大気汚染、プラスチック問題やゴミ問題。行き過ぎた資本経済、環境破壊、人口が増えすぎている問題。
コロナが来る前から「この地球は悲鳴をあげている」と言われていました。コロナのお陰で、このような問題がいったんリセットされました。

ここから私たち人類が、また元の生活スタイルに戻ってしまうのか、進化して地球と共存できるのか、が大きな分かれ道です。
共存というか、私たち人類も地球や自然の一部なのですから、自分自身をもっと大切にすれば良いのですよね。とてもシンプルなこと。

汚い水や汚い空気の中で暮らすのは気持ちが悪い。飲み込めないプラスチックは吐き出したい。お互いを傷つけたり批判したりする関係は居心地が悪い。
地球も同じです。

コロナが終息したら、私たち人類は「コロナがあったからこそ、ひとりひとりが自然を大切にするようになった、ゴミが減った、お互いに思いやりを持って接するようになった、お金が全てではなく人が支えあう社会になった、自分の頭で考えて行動するようになった、より豊かな人生を生きられるようになった、地球が綺麗になった、サステナブルになった」このように、コロナに感謝できるように、いま何をするか、そして何をしないかがとても大切だと思います。

そして最も大切なことは、いっぱい笑うこと!!!たくさん食べて、たくさん睡眠をとることそして、花を飾り美しいと感じる心です。

新しい時代に導いてくれたコロナに感謝。進化した自分、進化した人類に出会えるチャンスをくれてありがとう。