今夜はローズムーン。ストロベリームーンとも呼ばれる6月の満月の夜です。ネイティブアメリカンがそう呼んだ名前で、6月は苺の収穫の時期だからストロベリーという名前になったそうです。月が赤く見えるのでローズムーンとも呼ばれるそうです。心地よい音の雨が降っていて月が見えないかなーと思っていたら、ちょうど満月の時刻にまんまつのお月様が見えました。赤ではなく黄色でした。
さて、昨日デンマークのビザ(residence permit)がおりました!(やったぁ。一安心。)
航空券も取ったし、あとは飛ぶだけ。
今年の8月から年末まで、デンマークに短期留学に行ってきます!
あ、大きめのスーツケースと水着を買わないと!寝袋は結局現地で調達するか学校からレンタルすることにしました。(相談に乗っていただい方々ありがとうございました!)
悩みは、息子が最近とっても甘えん坊で私にベタベタするので、私が居なくなって本当に大丈夫かな?と心配になり始めています。息子を日本に置いていくと決めた3か月前は、パパっ子で私が居なくてもお構いなしという感じたっだのに。でも4か月だけなので。
2か月後にはデンマークでの生活が始まっているかと思うと、少し不思議な気分です。
私は風のような人で、もともと定住先を決めずに年に数回は海外に行ったり、数年に1度は住む場所を変えていました。持ち物も少ないし、旅行する時の荷物もとっても少なく身軽です。
20歳のお誕生日を迎えた時はアメリカ。21歳のお誕生日はスペインに住んでいました。
30歳のお誕生日を迎えた時にケニアのナイロビに居ました。
もうすぐ迎える40歳のお誕生日は、予期せずデンマークに。
50歳は…インドかな?笑
定期的に自分をアップデートするためには、いったん今いる場所を離れ、自分ひとりになって自分の中にあるもの、手放したいもの、残したいものを静かな環境で感じることが必要な気がします。
私の夫は身近で小さなことから学びを得て成長するタイプなのですが、私は大袈裟。わざわざケニアやデンマークに行くのですから。笑
なぜ私は日常の些細な事から学べないのだろう?と凹んだこともありましたが、単純に私は海外が大好きなんだということに気付きました。
海外で生活すると、これまで私が常識だと捉えていた感覚や行動や考え方が、その国では常識とは限らないということに気付きます。私にとって海外(日本から遠く、文化や常識が違うほど良い)で暮らすことは、アイ・オープニング(目から鱗)の連続なのです。その状態を標準にすると、そもそも常識から疑ってみる癖が身に付き、アイディアがクリエイティブになるし探求心が止まりません。イノベーションが起こりやすい状態が整います。自分の中でクリエイティビティが花開くような感覚。
しかもデンマークや北欧の国々はクリエイティブなプロダクトやデザインが多く生み出されているので、そのクリエイティブさを生み出す社会の仕組みや人々の意識はどのように成り立っているのだろう?という純粋な疑問が常々ありました。それに加えてでデンマークを含む北欧の国々は教育水準が高く、国民の幸福度が高いのです。幸せな人が多い国の仕組みってどうなっているの?知りたくありませんか?私はとても知りたい。だから行きます。
デンマーク人はサステナビリティへの意識も高く企業や国民が当たり前のようにサステナブルな暮らしを日常生活に取り入れています。しかも我慢や制限をする形ではなく、楽しく無理なく楽に実践しているのです。そのメンタリティやモチベーションは、いったいどこから来るの?なぜ日本ではそうならないの?
それを肌で感じてきたいのです。
ケニアに行った時も自分の感性に従って行動しました。ケニアで世界最高品質のバラが栽培されていることなんて全く知らずにケニアに行ったのですから!笑 あの時と同じように、まだ私が出会っていない何かに呼ばれているような気がするのです。それはバラのようみ見えるものかもしれないし、もしかしたら見えないものかもしれません。例えば自分の内面の変化や気付きとか。うん。それは絶対あると思います。
デンマークに行くことで、今まで見たことのなかった美しい景色が広がっているのです!その景色を見に行きます。そして、そこで見聞きし体験したことや得たことを、また日本に還元したいと思っています。
そうそう!今までと違うのは、もともとサステナビリティやパーマカルチャーのオリジンは日本だということ。海外から学ぶこともあるけれど、日本で学べることも実は沢山あるんです。日本でも様々な町づくりや人が活躍していて、その事例を渡航前にたくさん予習しておくことで、デンマークに行って彼らに共有できることもお土産として持っていこうと思います!今参加している『畑で学ぶサロン』もそうです。パーマカルチャーや有機栽培・自然栽培・耕さない畑については、日本で得れる知識や経験を先取りすることで、デンマークでは更に大きな学びや還元の機会があると思うからです。
そんなこんなで、久しぶりの海外生活に行ってきまーす!!
もう楽しみすぎてワクワクが止まらない!!!
近頃は日本に留まってひとつのこと(子育てと仕事)に集中する時間が長すぎて、自分がサイロの中に居るような息苦しい感覚も正直ありました。いつも同じ思考と行動パターンとういか。自分に飽きています。
もちろん毎日大好きな家族と仲間と仕事と趣味があって、豊かさを味わって素晴らしい人生です。でも、そろそろ新しい自分に出会いたいという感覚もあります!要するに、次のステップへ進む時なのだと思います。具体的にどんな目標でどんなビジョンなのかは全くわかりません。それを見つける楽しみを味わいたいと思います。行くという決断が正しいという根拠のない自信だけはあります。笑
夫や実家の両親、アフリカローズのスタッフの皆、応援してくれる友人たちや色々なアドバイスをくれる仲間たちに心から感謝しています。
だって普通、子ども置いてママが海外留学行かないですよね、軽い育児放棄ですよね。自分の会社の社長が事業放り投げて海外留学行くなんて非常識ですよね!
そんな非常識を受け入れてくれて、快く「めぐみさんらしいです!楽しんで行ってらっしゃい!」と送り出してくれる環境があることに、本当に、心から感謝しています。ありがとう。
お土産買ってきます!笑
2021年6月、ローズの満月の夜に